自由民主党衆議院議員 茨城県第2区 ぬかが福志郎

ぬかが福志郎の今週の直言

2009年11月

2009/11/26

平成研究会 総会 会長あいさつ要旨

いよいよ会期末です。各先生方におかれましては、衆参両院の国会がなかなか不正常な中で、しっかりと頑張っていただいていることに対し、心からお礼を申し上げます。

 ふと考えますが、民主党は政権を奪取したわけですが、小沢幹事長とは我々は昔から付き合ってきましたが、野党時代の基本的な考え方は、当時与党の自由民主党の支持率をどうやって下げていくか。そして、選挙に勝つために、有権者に対して何を言えば関心を持ってもらえるか。つまり、どういうふうにすれば自分たちに投票してくれるのか。また、政策はどういうことを言えば、自民党から離れて民主党に行くのか。考えていたのは、その3点だけだと思います。日本の国をどうするか。また、政策の整合性がどうであるかというのは、ほとんど無視されていたと思います。

 我々も野党の立場になっていますが、整合性や日本の国全体のことは、当然、政権を50年以上担ってきた経験もあるので、考えていかなければならないけれど、野党の立場、原点に返って、しっかりと追及すべきは追及していかなければならないと思います。

 最近の新聞は、毎日、鳩山総理の献金問題で埋められている。政策の問題が新聞のトップ記事を占めるのではなく、鳩山総理の偽装献金がトップを占めているような事態である。我々はこれをきちんと追及し、国民の前に明らかにしていく必要があると思います。鳩山総理も、自ら予算委員会や国会の場、あるいは記者会見の場で、自らの資産の中から偽装献金の原資をつないできたということも発言をしている。しかし、それ以外のことについては身内の者からは一切無いと言っていたけれど、今度は新たな事実が出てきて、身内の方々から、こともあろうに数年間に9億円もの政治資金が提供されていた。しかもなおかつ、これが偽装献金の裏づけになっているのではないか、ということです。これは政治資金規正法の量的な違反にもなっているし、もし、生前贈与的なものであったとすれば、これもまた税法に違反することにもなりかねない。

 色々な意味で、これらを明らかにしていかなければ、政治の原点である国民との信頼が失われ、民主党がいかに立派な政策を並べても、話しにならないというのが本当の姿だと思います。

 そういう意味で、貸付金は当初は銀行振込だと言っていましたが、身内のお金が本当に銀行振込だったのか。あるいは、それが現金でなされたのか。そういうことも明らかにしてもらわなければならない。そういうことをきっちりとしていかなければ、貸付と言っても事実上の寄付行為ではないのか、というふうに言われかねないので、ここは国会の場でしっかりと追及をしてもらいたいと思います。

 もちろん我が党は、予算委員会や色々な場で、「総理は説明責任を果たすべきだ」と言っておりますから、少なくとも国会中に、それくらいはさせていかなければ、野党の立場というのはないのではないのかと強く感じます。各先生方にはしっかりと頑張っていただいて、事実関係を明らかにしていくべきだと思います。

 いよいよ会期末でありますが、しっかりと各部署において、各先生方のご精励を心から期待します。

 ありがとうございます。

2009/11/19

平成研究会 総会 会長あいさつ要旨

 いよいよ国会も来週の会期末を控えて、緊張感を増してきました。我々も野党の立場を自覚して、その上で国会審議に臨み、国民の理解を得ていく形で、各部署で汗をかいていただくよう、よろしくお願いします。

 一方で、政府でも予算編成作業がスタートしていますが、どういう予算を作っていくのか。また、マニフェストとの絡みで、どういうふうになっていくのか。それが本当に国家国民のためになっていくのか。この金融危機・経済危機を乗り切る形をつくっていくことができるのか。そういう視点で我々も考えていかなくてはいけないだろうと思います。

 ここ4年間で、民主党は16.8兆円の財源手当てをすると公約しています。公共事業や補助金カットで9.1兆円。それから埋蔵金や政府資産の売却で5兆円。また所得控除で2.7兆円。この成り行きをきっちりと見定めていく必要があるのではないか。「事業仕分け」の状況を自民党の機関でもう一回点検をして、本当にこの仕分け方がよかったのかどうか。そういうことをやってもらいたいと思います。

 単に効率だとか、費用対効果だけで整理されていっていいのかと思います。社会保障分野、教育分野、また科学技術分野はそれなりの中期展望や、将来の日本の経済成長分野などを勘案しながら、考えていく必要があると思いますので、是非、党の政調会等の機関で予算のフォローをお願いしたいと思います。

 このままいくと、民主党側もマニフェストを守れば膨大な財政赤字・財政破綻になっていく。財政を健全化すればマニフェストを守ることができない。そういう狭間に立っていますから、我々は冷静にそこを見据えると同時に、分析をして、あるべき姿をきちっと出していきたいと考えます。

 いずれにしても、来年度予算編成について皆さんもよく注視して、考えてもらいたいと思います。

 今後、会期末に向かって、各先生方の一層のご精励を期待して、挨拶にかえます。

2009/11/05

平成研究会 総会 会長あいさつ要旨

連日国会活動、あるいは国対の皆さん、党執行部の皆さんも、大変ご苦労様です。予算委員会の審議を聞いておりますが、政府は、外交・安全保障や経済政策等々について、答弁があっちに行ったりこっちに行ったりして、全く羅針盤がないし哲学もない。政策がきちっと説明されていない。そういう印象を持って聞いていました。衆議院は今日3日目の予算委員会ですが、参議院におかれましても、衆議院の審議を受けた形で、しっかりと問題点を追及して、与党民主党の政策のバラバラさや、それから展望がないことなどについてしっかりと国民の前に示してもらいたいと思います。

 もう一つは、昨日の予算委員会で鳩山献金の問題が大きくクローズアップされました。審議を深める度に、ますます疑惑が強まっていくというのが、国民の皆さん方の受け取り方ではないのかと思います。私は昨日の鳩山総理の答弁を見て、政治家としての説明責任を果たしていない。核心に触れられると逃げの姿勢が目立つ。これでは国民の皆さん方の信頼を得ることは出来ないし、ますます不信を募らせていくことになるのではないかと思っています。

 4年間に個人献金が2億円余りで、うちの偽装献金が2700万円。また、5万円以下の小口献金も4年間で1億3000万円にのぼり、昨日の答弁でも、弁護士が言うには、「小口献金の中にも、疑わしいことがないとは言えない」と言っていますし、総理自身は自らが当事者であると言っているので、政治家としてしっかりと説明責任を果たして、真実を明らかにすることが、まず政治の大前提ではないかと思います。政治の出発点は国民との信頼です。国民との信頼は政治献金に対する疑惑にしっかりと答えていくことだと思います。

 私も含めて自由民主党の場合、自らの問題として受け止めて、真実を明らかにし、その上で国会の審議に影響を与えないように、あるいはまた国民の皆さんの信頼を得るように、自らのけじめをつけてきました。それが本当の政治家のとるべき態度であると思います。その意味で、逃げの姿勢の鳩山総理の今の態度は許すことができません。これは国会において今後も徹底的に追及していくべきであると考えます。

 民主党の中においても、下条みつ議員、篠原孝議員の秘書給与の問題もあります。民主党内部でお互いにきちっと明らかにせず慰めあっている。あるいは民主党内部できっちと問題点を追及していかない体質がある。そういうことも民主党自身が考えていくことではないのでしょうか。民主党の姿勢は「己に優しく、他人に厳しい」。こういうことでは本当の政治の出発というものはあり得ない。私は国会の中で自民党・改革クラブがしっかりと問題点を洗い出し、真実を追究していくことによって、政治に対する信頼を取り戻して欲しいと思います。そのほか様々な問題がありますが、国会の中でしっかりと今後対応していただきたいと思います。

 また衆参の先生方におかれましても、会期中しっかりと精励していただくことを心から念願をして、私の挨拶にかえます。

ありがとうございました。