自由民主党衆議院議員 茨城県第2区 ぬかが福志郎

ぬかが福志郎の今週の直言

2012年6月

2012/06/28

平成研究会 意見交換会 会長あいさつ要旨

 先般、念願の社会保障と消費税の問題が衆議院で自・民・公の3党合意に基づいて成立をさせていただきました。わがグループから田村憲久先生、竹下亘先生、加藤勝信先生がそれぞれ提案者としてご活躍していただき、大変ご苦労さまでした。参議院に送られるので引き続きご奮闘をお願します。参議院が主体ですので3党協議の合意に基づいて、しっかりと一日も早い成立に向けて頑張っていただきたいと思います。
 もっとも重大なことは、3党協議で合意したにも関わらず政権与党の民主党で造反者が出たことだと思います。特に、消費税の問題では57人の造反者が出たことは、政権与党として体を成していない象徴だと思います。
 野田総理が政治生命を掛ける、命をかけてでも国家国民のために成立をさせたいと国会の場で言明をしてきただけに、これに反対することは野田首相自身に対する不信任案的な意味合いを持つものと思います。
 その意味では野田首相は、反対者に対し厳正なる処分をし、3党協議の合意を上位に置いて、そして、この難局を乗り切って消費税と社会保障の問題を解決していく、そういう姿勢を貫いていくことを強く求めたいと思います。
 我々も常に一人の政治生命より党、党より国益、国家国民のために何をなすべきかという視点で、一致結束して対応してきたし、また自民党もそういう対応をしてきた。これは、20数年間、参議院で比較第一党が過半数を制していない困難な政治状況の中で、特にねじれ国会においては、"決められない政治"、"決断できない政治"が続いてきただけに、この3党協議が重大な案件について一定の解決のモデルを示したのは大事にしていかなければならないと思います。
 この法案が参議院で成立したならば、民主党においては公約違反の消費税と社会保障の問題を成立させただけに、速やかに国民に信を問うて、新しい政治体制をつくり上げるのが政治の大道、憲政の常道だと思います。
 3党協議で一定の合意を取り付けて、重大案件を解決した考え方、理念、枠組みというものは選挙後も引き続いて大事にして、重要な案件処理をしていくことが基本的な政治の責任だと感じています。
 それは、ある意味では選挙制度の問題や経済対策の問題など、様々な案件について解決を迫られており、お互い党が足の引っ張り合いをしていたのでは、何も解決策も得ることができなかったこれまでの経緯を考えれば、当然のことではないかと思います。
 とくに参議院におきましては、これからが正念場ですから、我がグループは一致結束し、3党合意を大事にする枠組みの中で一日も早い成立を皆さま方にお願いします。