自由民主党衆議院議員 茨城県第2区 ぬかが福志郎

ぬかが福志郎の今週の直言

2014年4月

2014/04/17

平成研究会 意見交換会 会長あいさつ要旨  

 先生方には連休前ですが連日ご苦労様です。昨日、高村 正彦 自民党副総裁、野田 毅 自民党税制調査会長と私の3人で安倍総理の所へ行って、40分間程度話をしてきました。
 野田先生がアジア・アフリカ問題研究会の会長、高村先生が日中友好議連の会長で、私が日韓議連の会長であります。アジア外交について秋に向かって国際会議もあるので関係改善を図っていくため、議員外交を展開しようということで総理に話をし、また意見交換しました。日韓関係では昨日から従軍慰安婦問題で局長クラスの話し合いをしています。精力的に話し合いをして首脳会談に結び付けていく段取りを考えたい、議連としてもそういう方向で積極的に対応したいと思います。
 また、中国との関係ですが、連休中に高村会長を中心とした超党派の日中友好議連で北京を訪れ中国の首脳陣と対話をする事になっています。アジア・アフリカ問題研究会としても野田会長と私と自民党の何人かで訪中し、中国の幹部と意見交換をし、関係改善の糸口を探りたいと思います。
 日本は、日米同盟関係を軸にしてアメリカの同盟関係である韓国ときちっと信頼関係をつくり、北東アジアの新秩序を形成していく過程で、中国が互いに共通の認識を持ってこの地域の経済の発展と安定化を目指すというかんきょうづくりをすることが大事なことだとの認識を持っています。
 もう一つの議題は、これからの税制の問題です。安倍総理も国際会議の舞台で法人税改革をすることは明言しています。市場では法人実効税率引き下げにも期待感を持っているので、全体的な姿の中で財源手当ても含めて知恵を絞ってくれないかとのことでした。自民党税調としては、昨日から法人税を含む成長戦略を考えている経済財政諮問会議、あるいは政府税調の幹部をお呼びして意見交換をしました。今後、自民党内で皆さんと共にしっかりとした税も含めた対応を策考えていくことが大事だと思います。政府税調および経済財政諮問会議の幹部の皆さんとの意見交換の場において、経済財政諮問会議の民間の議員はアジアや世界とイコールフッティングで国際競争力の環境づくりをして欲しいということと、法人税も25%まで下げて欲しいということを話しておられました。その中で多くの先生方のご意見はどういうものが多かったと言いますと、法人税を下げて本当に成果が上がって成長に結びつくのか、そういう担保はあるのか、あるいは財源は考えているのかというものでした。それから2020年にプライマリーバランスを黒字化するというのも国際公約であります。そういうきちっとした筋道を考えていかないと、消費税を上げて法人税を下げていくということについての国民の理解を得る努力と、市場における財政健全化への方針、あるいはまた筋道、そういうものが明確化していかないと金融市場の問題が起きるのではないかと、そういう意見がありました。
 また、ご存じの通り団塊世代が2025年に向かって75歳を迎え、歳出の拡大は急速度に上がっていきます。そういう中で歳出の削減、見直しも考えなければならない。同時に財政の健全化も考えなければならない。トータルで考えていかないと足元をすくわれるのではないかという意見もありました。
 いずれにしましても、アベノミクスも大幅な金融緩和で円安になり、財政出動もした後なので、いよいよ成長戦略が問われるところです。第三の矢をどういうふうに位置付けて政策内容を形づけていくのか。その中で税がどういう役割を果たすのか、そういうことについてしっかりと議論をしていかなければならないと思っています。
 一つのターゲットは、経済財政諮問会議が6月には「骨太の方針」を決めますので、そのタイミングまでに一定の基本的な考え方は作らなければいけないと思います。各先生方もそういう問題意識をもって日本のデフレ脱却を必ず成し遂げて、そして経済成長も巡航速度に乗せて2020年にはプライマリーバランスの黒字化を図る。そういうことをよく見ながら、中長期的な考え方を持ちながら足元の成長戦略をどうするのか、そして、中長期的な税のあり方はどうするのか、そういったことを皆さんと一緒に良い考えを求めていきたいと思っていますので、宜しくご協力をお願いしたいと思います。